【観光にオススメ】日光東照宮陽明門とは?行き方や魅力について解説!

日本の歴史的な名所として知られる「日光東照宮」ですが、その東照宮のシンボルのひとつとも言えるのが陽明門です。

「名前は聞いたことある!」という人でも、その歴史まで詳しく知っていますか?

せっかく日光東照宮に行くなら、陽明門の歴史や見所をしっかりチェックしてから行くことをおすすめします!

日光東照宮の観光が一段と楽しくなるはずですよ。
日光東照宮周辺の観光スポットやアクセスもご紹介していきます。

【重要】日光東照宮臨時拝観停止期間延長のお知らせ 令和2年5月6日まで

・日光東照宮の歴史!

日光東照宮が徳川家康のお墓であることは有名です。

江戸幕府初代将軍・徳川家康が祀られている世界文化遺産なのです。
そんな日光東照宮には8つの国宝が存在しています。

 

陽明門はその国宝の一つで、1617年に建てられました。
日光東照宮の中でも最も豪華な門で、横幅7m、高さ11m、奥行き4mという大きな門です。

 

この陽明門は二代将軍徳川秀忠が家康公の遺書を受けて考案しました。
指揮をとったのは南光坊天海で、彫刻は甲良宗弘、絵画や色彩は狩野探幽が担当しています。

 

陽明門は京都御所の東の鎮守として京都御所を守ってきました。
当初は今のような豪華絢爛な門ではなく、ただの楼門だったようです。

 

これまでに2度修理されている陽明門。
一度目は1636年、三代将軍徳川家光が家康公の21回忌に向け、「寛永の大造替え」で建て替えました。
この時に使われた額はなんと2000億円!

 

この大改築以降、「陽明門」という名前で親しまれるようになりました。
当時、庶民はこの陽明門をくぐることは許されておらず、陽明門の前に土下座をして東照宮を拝んでいたそうです。

 

昔の人は入れなかったんだと思うと、自由に参拝できるありがたみをかみしめることができますね。
明治維新の後からは、一般人でも参拝することができるようになり、多くの観光客が訪れる名所となっています。

 

その後、2度目の改築は3年前に完成しています。
370年以上の時を経て、2013年~2017年という大掛かりな時間をかけて「平成の大修理」が行われました。
この時にかかった額は12億円だそうですよ!

日光東照宮陽明門の見所はココ!

日光東照宮陽明門の一番見所といえば、やはり豪華絢爛な佇まいです。
先ほどもご紹介したように、これまで何億というばく大な金額をかけて修理や改装を繰り返してきた陽明門。

 

平成の大修理の際には、24万枚の金箔が使用されました。
柱や屋根は、いくら見ても見飽きないほど豪華で見入ってしまいます。

 

陽明門の裏側に安置されている狛犬にも注目してみましょう。
通常、狛犬は性別不明と言われていますが、陽明門に安置されている狛犬はどちらも雄なんだそうですよ。

 

また陽明門には508体の彫刻が埋め込まれています。
156体は人物の彫刻ですが、それ以外にも動植物や花、鳥などさまざまです。

 

ここでしか彫られていない貴重な霊獣・龍馬の姿も見ることができますよ。
実は東照宮にはたくさんの彫刻がありますが、人物の彫刻があるのは陽明門と唐門だけなんだとか。

 

さらに有名な「逆さ柱」も見逃せません!

 

柱の紋が1本だけ逆に彫られているのです。
この理由には諸説あるようですが、逆さまの紋をぜひ見つけてみてくださいね!

・日光東照宮周辺の観光スポット!

日光東照宮を訪れた際には、周辺の観光スポット巡りもおすすめです。
いくつか観光スポットをご紹介します。

【中禅寺湖】

雄大な景色が楽しめる中禅寺湖は、周囲約25㎞という大きな湖です。
遊覧船が出ていたり、秋にはきれいな紅葉を楽しむことができます。

都会の喧騒を離れ、のんびり優雅なひとときを過ごしたい方にはおすすめのスポットです。

【華厳の滝】

日光に行くなら外せないのが、日本三名瀑にも選ばれている「華厳の滝」です。

轟音とともに高さ97mの落差で流れ落ちる迫力ある華厳の滝は、四季折々の表情が楽しめます。
日本人だけでなく、外国人観光客からも人気のスポットとなっています。

【日光江戸村】

日光東照宮で歴史を感じた後は、ぜひあなたも江戸時代を体験してみましょう!
日光江戸村では季節ごとのイベントやショーで、江戸時代を肌で感じることができます。
夕方には花魁道中も行われていますよ。

日光東照宮へのアクセスは?

日光東照宮へのアクセスもチェックしておきましょう。
日光東照宮へは車で行くのがおすすめです。
車の場合、東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮道路に入ります。

 

日光ICで下りて、そこから2㎞ほどで到着しますよ。
日光の壮大な自然の中、ドライブしながらのんびり日光東照宮を目指すのもいいですね。

 

電車の場合は浅草や新宿から特急に乗車し、約2時間程度で行くことができます。
JRの場合は、JR日光線で宇都宮から日光まで45分ほどです。

まとめ

日光東照宮・陽明門の歴史や見所、さらに周辺の観光スポットなどもご紹介してきましたが、お役に立てたでしょうか?

日本が誇る歴史的建造物である日光東照宮。
やはり一度は訪れてみたいですよね!
せっかく行くなら、陽明門の歴史や見所をしっかり押さえていくと、何倍も楽しめること間違いなしです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です