今大注目の絵本作家・ヨシタケシンスケさん。
すい星のごとく現れ、MOE絵本屋さん大賞4年連続1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞受賞という快挙を成し遂げています。
そんなヨシタケシンスケさんの家族構成などのプロフィール情報、気になりますよね!
ヨシタケシンスケさんの絵本の代表作や魅力とともに、詳しくご紹介していきます。
これを読めば、子供だけでなく大人もヨシタケシンスケさんの魅力にハマること間違いなしですよ!
ヨシタケシンスケのプロフィール
まずはヨシタケシンスケさんのプロフィール情報からご紹介していきます。
生まれ年:1973年
年齢:47歳(2020年現在)
出身地:神奈川県茅ケ崎市
学歴:筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了
ヨシタケシンスケさんの詳しいプロフィール情報はまだあまり分かっていません。
1998年に筑波大学の仲間たちとともに共同アトリエ「スタジオビッグアート」を結成したヨシタケシンスケさん。
2007年には「スタジオビッグアート」から「パンタグラフ」に改称しています。
横浜市神奈川区に活動拠点を置き、絵本製作だけでなく、広告美術や装画などさまざまな分野で活躍されています。
ヨシタケシンスケの代表作をご紹介!
ヨシタケシンスケさんの代表作といえば、やはり「りんごかもしれない」でしょう。
ヨシタケシンスケさんが手掛けた初のオリジナル絵本作品で、2013年に刊行されました。
「発想絵本」と呼ばれ、発売直後から人気を集めました。
実はこの絵本を出版する際、出版社の担当者から「絵本ってそうそう売れませんので、あまり期待しないでください」と言われたというヨシタケシンスケさん。
「そんなものだろう」と最初から期待はしていなかったそうです。
しかしまさかの大反響に、一番驚いたのはヨシタケさんご本人だったかもしれませんね!
この「りんごかもしれない」は、子供ならではの斬新な思い付きから始まる壮大な世界観が描かれています。
ある日、学校から帰ってきて、テーブルの上に置かれた一個のりんごを見つけた男の子。
ふと「これはりんごじゃないのかもしれない」と疑問がわいてきます。
りんご型のメカなのかも!?
反対側はみかんかもしれない!?
これは本当にりんごなのか!?
柔軟なアイデアで一個のりんごから、笑いあり驚きありのヨシタケシンスケワールドが展開されていきます。
子供や親だけでなく、幼稚園や保育園、また読み聞かせサークルなどさまざまなところで大反響を呼びました。
ヨシタケシンスケの作品でオススメはコレ!
ヨシタケシンスケさんの作品の中からオススメの絵本もご紹介していきます。
【もうぬげない】
「あるある!」と読んでいるこちらも同調してしまう「もうぬげない」。
「自分でぬぐ!」と言いながらも、お母さんにどんどん服をぬがされていく男の子。
頭がつかえて、上着が脱げなくなってしまいます。
このままぬげなかったらどうしよう、とジタバタしながら想像してしまう男の子の、ぷくっとしたお腹はこの時期ならではですね!
かわいいその姿は、見ていても楽しくなります。
日常のちょっとした光景ですが、ヨシタケシンスケさんの手にかかると世界がどんどん広がっていきます。
【なつみはなんにでもなれる】
次は女の子・なつみが主人公の絵本です。
寝る直前に突如として始まった、まねっこあそび。
「またはじまった」と疲れ切ったお母さんの顔に共感できる方も多いのではないでしょうか?
食べ物を当てるまねっこあそびから、自分の気持ちを当ててもらうまねっこあそびに発展していくなつみ。
なかなかお母さんに当ててもらえず、ぷんぷん怒り出す姿がかわいらしいったらありません。
ついつい忙しさのあまり、子供の言葉や遊びを適当に流してしまうことってありますよね。
なんだか耳が痛いと感じる方も多いのではないでしょうか?
ヨシタケシンスケの家族構成は?
ヨシタケシンスケさんは現在、奥さんと2人の息子さんと一緒に暮らしておられます。
奥さんとご結婚されたのは2003年、長男は2007年に誕生されていますよ。
現在は13歳ということになりますね。
息子さんたちは父親であるヨシタケシンスケさんのことが大好きなんだそうです!
実はヨシタケシンスケさん、既にご両親を亡くされています。
27歳の時にお母さんが、32歳の時にお父さんが亡くなったそうです。
若くして経験した大切な家族との別れは辛いものだったでしょうね。
ヨシタケシンスケさんにはお姉さんが一人、妹さんが2人いらっしゃいます。
女兄弟に囲まれて、きっと可愛がられて育ったのでしょうね!
行動的で成績も優秀だった姉が、唯一苦手だった図画工作を自分がやってみようと思い、美術の世界にのめり込んでいったそうですよ。
ヨシタケシンスケ作品の魅力とは?
ヨシタケシンスケさんの作品には大人が忘れてしまった子供ならではの柔軟な考え方がたくさん盛り込まれています。
子供の頃に感じた「大人ってずるい」という気持ちや、大人の矛盾など、読んでいてハッとさせられることも多いはず。
分かってはいてもついつい忘れてしまいがちな「子供の目線」を、ヨシタケシンスケさんは絵本を通して思い出させてくれます。
またかわいらしいユニークな絵で描かれたリアルな日常は、ついつい笑ってしまう要素が満載です。
まとめ
人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんのプロフィールや代表作などをまとめてきました。
いろいろな絵本で子供だけでなく大人も楽しませてくれるヨシタケシンスケさん。
これから誕生するヨシタケシンスケさんの絵本からも目が離せません!
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